2009-01-06

白井恵美さん

NHKテレビでユニクロでヒット商品を開発した白井さんのについて興味を持ったので調べてみました。


概要:1965年、兵庫県生まれ。京都大学文学部卒。服飾の専門学校を中退し、自費でニューヨーク大学大学院に留学、MBAを取得。
1996年31歳で米国デルコンピュータに入社、
2000年ファーストリテイリングに入社。
2005年商品・マーケティング本部インナー事業部長。
2007年、執行役員に就任。

国立大学に進学できる人は進取気鋭の魂を持っている。しかし、私もそうであったが、日本の企業に入ると、進取気鋭は出る釘は打たれると嫌われ、要領の良い人間が徴用される。

MBA取得したメリットは、デルに就職できた事と思う。

 白井さんは大学卒業後に、服飾専門学校や英会話学校などで学んだ後、29歳でMBA取得を目指し自費留学。MBA取得後はパソコンメーカー・デルに入社。マーケティング関連の数値分析のノウハウを身に付けた。2000年にファーストリテイリング入社。主流とは言えなかった女性用衣料部門を担当、カシミヤセーター、「ヒートテックインナー」(2000万枚販売)などヒット商品を次々に開発。女性部門の業績を伸ばし、同社の過去最高売上につなげた。

消費者心理が冷え込み、財布の紐が固くなる中でヒット商品を開発した手腕、留学や転職を経て執行役員となり、働く女性の生き方の手本となる「ロールモデル性」に長けていることが受賞理由となった。

白井さんが大学を卒業した頃は、四大卒の女性の就職は非常に厳しく、就職を断念。それまで洋服への関心が強かった白井さんは、「手に職をつけたい」と専門学校のモード学園へ進んだ。

しかし、卒業まであと半年、残すは卒業制作というところで、ファッション業界は女性が多い業界であるにもかかわらず、当時女性の経営者が圧倒的に少ないことに気付き、専門学校を辞めることを決意した。

その後、英会話学校の立ち上げを手掛けたことで、自分に向いているのは、「マネジメントや起業」であると直感。29歳で貯金をはたき、自費でニューヨーク大学大学院に留学、31歳でMBAを取得。